倉敷市船穂町の特産品マスカット・オブ・アレキサンドリアを使ったワインの仕込みがふなおワイナリーできょうから始まりました。
倉敷市船穂町にあるふなおワイナリーでは、2004年の創業からおよそ20年間にわたり果物の女王と呼ばれるマスカット・オブ・アレキサンドリアを使ったワインの製造・販売を行っています。
きょうからワインの仕込みが始まり、自社農場を中心に船穂町内で収穫されたマスカット4トンが運び込まれました。
仕込み作業では、専用の機械を使って房になっているブドウの軸と果実に分け皮と実をつぶし果汁を絞っていきました。
果汁は香りを高めるため一晩置いて絞り、半年から1年ほど熟成させ瓶詰めをして販売します。
今年は夏の暑さが心配でしたが、晴れの日が多く日照時間が長かったため例年より糖度が高い18度ほどのマスカットが収穫できたそうです。
今年は全部で11トンのマスカットを仕込み、750ミリリットルのワイン1万1000本を製造する予定です。
今回仕込んだワインは来年の春以降に販売予定ということです。




