岡山県を代表する8人の作家が集まった「チェネト会」の作品展が今年も始まっています。
倉敷ガラスの小谷眞三さんや陶芸家の児島塊太郎さんなど岡山県を代表する8人の美術工芸作家で構成されるチェネト会。
1985年の結成から毎年、メンバーの作品を展示・販売する合同展を開催していて今年は、約200点が並びました。
チェネト会は、今年で発足から39年。
最年長 94歳の小谷眞三さんをはじめメンバーのほとんどが70歳を超えていますが精力的に創作活動を続けています。
去年の作品展のテーマ「まだまだいける」に続け今年は「こんどこそは」と題し常に自分の作品を追求し続けるメンバーたちの新作を集めました。
メンバーの1人現在77歳のジュエリー作家内山貞和さんは4年程前から作り始めた「ステルモン」、「アルモンデ」シリーズの作品を展示しています。
身を食べた後の貝殻や魚の骨など本来であれば「捨てるもん」庭の木にできた植物の実などそこに「あるもんで」作品を作っています。
これまでの金属や宝石でできたジュエリーだけでなく多くの人が手に取りやすいものをと考案しました。
この他にも、ガラスや陶器日本画などジャンルを超えて切磋琢磨してきた作家たちの作品がずらりと並びます。
来年で40周年を迎えるチェネト会の作品展は今月23日まで天満屋倉敷店4階の美術画廊で開かれています。




