住民が気軽に参加して備えを学びます。
倉敷市西阿知町西原地区で、住民手作りの防災イベントが開かれました。
去年に続いて2回目の開催となった防災イベント。
今年は消防署の協力で煙体験ハウスを設置し、参加した住民が火事の時の心構えを学びました。
2通り、3通りの使い方ができる簡易トイレが展示されたほか、カンパンやドライカレーなどの非常食が配られました。
防災イベントでは、子どもたちにも楽しんでもらう工夫を盛り込んでいます。
働く車が登場して記念撮影を楽しんだほか、輪投げといったゲームコーナーもあり、笑顔が広がりました。
また、9つの具材がたっぷり入った温かい豚汁が400食用意され、来場者に振舞われました。
また、西原憩いの家で活動する日本舞踊グループ「孝弥会」の演技も披露され、会場を盛り上げました。
防災イベントは、西原地区の自主防災組織結成をきっかけに始まったもので、地区の文化祭と合わせて行われています。
幅広い世代の地域住民に参加してもらうのが狙いです。
イベントの実行委員会では、来年も防災フェアを開催して、地域のつながりを深めたいとしています。