倉敷が舞台の映画「蔵のある街」の地元で初めてとなる試写会と舞台挨拶がきのう(3日)開かれました。
ムービックス倉敷で開かれた地元で初お披露目となる試写会には約390人が訪れました。
「蔵のある街」は倉敷市出身の映画監督平松恵美子さんがメガホンを握りすべてのシーンが倉敷を舞台に去年の7月から8月にかけて撮影されました。
ストーリーはコロナ禍に全国300カ所で行われたサプライズ花火からアイデアを得て作られたもので美観地区の鶴形山から花火を打ち上げようと奔走する高校生たちの姿が描かれています。
上映後に行われた舞台挨拶には平松監督や主人公の蒼を演じた山時聡真さん、ジャズ喫茶のマスター・仙太役を演じた倉敷市出身の前野朋哉さんなど6人が登壇し撮影時のエピソードや公開に向けての想いを話しました。
また、古城緑郎役を演じ映画初出演を果たした倉敷市出身のフィギュアスケーター・高橋大輔さんはビデオでメッセージを寄せました。
この日は協賛企業や関係者を招いた完成披露パーティーも開かれ、倉敷市の伊東香織市長が平松監督に花束を贈呈しお祝いの言葉を送りました。
映画「蔵のある街」は7月25日にMOVIX倉敷で先行公開された後8月22日に全国ロードショーされます。
前売り券の販売開始は4月下旬を予定しています。