エリア内で夏の味覚・桃の出荷が本格的に始まりました。
総社市の観光農園では、県内産の旬な桃を集めたフェアが開かれ、にぎわっています。
農マル園芸吉備路農園で開かれている「おかやま桃祭り」です。
総社や玉島など県内の産地から、期間を通して30種類以上の
桃が集まります。きょうは、旬を迎えたばかりの「白鳳(はくほう)」を中心に、果肉の歯ごたえはありつつ果汁たっぷりの「恋(こい)こい」、生産者が少なく珍しい爽やかな甘さの「美郷(みさと)」など6種類が並びました。
農マル園芸では、生産者がギリギリまで樹で成熟させて収穫した桃が出荷されるため、より完熟に近い状態で店頭に並びます。
今年は梅雨の期間が短く雨が少なかったため小玉ですが、あまみは十分で、例年より糖度が高いものもあるということです。
訪れた人は、贈り物や自宅用に品定めしていました。
岡山を代表する品種の清水(しみず)白桃(はくとう)は20日前後に並ぶ見込みです。「おかやま桃祭り」は、農マル園芸吉備路農園で今月31日まで開かれています。