総社市で子どもたちが槇谷川の生き物と自然について学ぶ講座が開かれました。
総社市見延を流れる高梁川の支流・槇谷川で行われた水辺の教室には、市内の親子16人が参加しました。
子どもたちは、講師を務める阿曽小学校の池上宗一郎校長から捕まえ方のアドバイスを受けて、実際に川の中に入り生き物を探していきました。
特に、石の裏や水草の中からたくさんの水生生物が発見でき、子どもたちは次々と捕獲していました。
その後は、顕微鏡などを使って捕まえた生き物の種類や数を確認し、そのデータをもとに槇谷川の水質を調べていきます。
今回は、ヒラタドロムシやカワニナなど水質の良い環境に生息する生き物が多く見つかり、子どもたちは槇谷川がきれいな川であるということを知りました。
このイベントは、総社市が子どもたちに自然を大切にするきっかけにしてもらおうと毎年夏休みに行っているもので、槇谷川での開催は4年ぶりです。
生き物を調べた後には、人間の生活排水が川を汚していることやそれを防ぐためにできることを池上校長が紹介し、参加者は興味深く話を聞いていました。