中国5県を会場に開かれているインターハイ。きょうからは岡山県内でハンドボール競技が開幕しました。初日は総社市と倉敷市5つの会場で1回戦が行われました。
このうち、倉敷市の中山公園体育館では、6年ぶり4回目のインターハイ出場となった倉敷天城高校が、地元の保護者やOGなどからの声援を受け、初戦を迎えました。相手は、2年連続で出場の岐阜県代表・飛騨高山高校です。
天城は小学生クラブチームからの3年生メンバー中心に、序盤から華麗なパスワークで攻めの姿勢を見せます。しかし、飛騨高山のキーパーに再三阻まれるなどして、思うように得点できず、6点差で折り返します。
「ボールを持っていない時に素早く動こう」と丸山勝己監督。すると後半は、天城らしさが復活します。山中をはじめ攻撃陣が、確実に得点を重ねていきます。守護神の樋口も、飛騨高山の強力な攻撃を防ぎ、チームを盛り立てます。
さらに、残り5分で西村の連続シュートが決まり、2点差まで詰め寄ります。
しかし、反撃もここまで。地元倉敷での勝利は叶いませんでした。
なお、岡山県代表は開催地枠が加わり男女2校ずつ出場しています。男子は優勝候補の一角・総社高校があす4日、2回戦から登場です。予定通り進めば、男女ともに8日(金)に総社市のきびじアリーナで決勝戦が行われます。




