早島町の夏の一大イベント「備中はやしま夏まつり」がきのう(9日)町役場周辺で開催されました。
早島町の夏の風物詩「備中はやしま夏まつり」。ルーツは、早島小学校で開催されていた盆踊り大会で、2001年から会場を町役場周辺に移し毎年8月に行われています。歩行者天国となった町役場周辺には、早島町内で活動する団体を中心に25の出店が並び多くの町民で賑わいました。日が暮れ始めた午後7時。役場前に設置されたやぐらを囲んでの盆踊りコンテストが始まりました。参加者の皆さんが踊るのは早島町で約60年受け継がれてきた伝統の盆踊り「新早島小唄」です。町の特産「い草」を刈り取り、縄で縛って持ち上げる農作業の様子が表現されています。出場した7団体は輪になって、息の揃った踊りを披露していきました。踊りの様子町長など4人によって行われた審査の結果グランプリにはお揃いの仮装で踊りを披露した 「早島町婦人会」が選ばれました。
そして、祭の最後は町民が集っての総踊りです。伝統の盆踊り「早島ござ織り唄」をサンバ調にアレンジした曲に合わせ楽しく祭を締めくくりました。
ステージでは早島イ草太鼓など町民グループによる発表も行われ祭をより一層盛り上げました。