総社市は8月定例市議会に提出する補正予算案を発表しました。
補正予算案のうち一般会計の総額は10億7600万円です。
このうち、136万円は総社市で人口が増えているベトナム人の通訳として働くベトナム国籍の会計年度職員を雇用するための費用です。
総社市には現在過去最高となる2081人の外国人が居住していてその半数以上にあたる1138人がベトナム人です。(※8月1日時点)
ほとんどが技能実習生で生活に関する問い合わせが急増していることから窓口業務を行う職員を現在の1人から2人に増やします。
このほか、来年度から金井戸に開設される民間の保育所への補助金として926万円、小中学校10校の特別教室にエアコンを設置する費用などに4400万円を計上しています。
また、昨年度決算の余剰金9億1000万円のうち6億4710万円を市の貯金にあたる財政調整基金などに積み立てます。
なお、総社市の財政調整基金は昨年度決算で過去最高の77億6000万円となっています。
補正予算案は今月25日に開会する8月定例市議会に提案されます。