玉野市議会臨時会が開かれ、議長をつとめていた三宅宅三議員の辞職が許可され、新しい議長に大月博光議員が決まりました。
三宅議員は、今年6月、柴田義朗市長の後援会関係者から東児地区に市長の政策リーフレットを配布するよう依頼されました。
リーフレットは、一部地域の自治会長を介して市の広報誌とともに東児地区のおよそ1100世帯に投函されました。
市の広報誌は、市から配布手数料が支払われています。
三宅議員は市民に誤解を招く可能性があるとして辞職願を提出し、きょう(9日)開かれた臨時会で許可されました。
その後、議長選挙が行われ、副議長を務めていた大月博光議員が出席議員19人中17票を獲得し、新しい議長に選ばれました。
公明党市議団の大月議員は田井に住む54歳で、現在3期目。
議長就任は初めてです。
玉野市議会で議長が任期の途中で辞職するのは平成以降初めてです。
合わせて、副議長を決める選挙も行われ、出席議員19人中12票を獲得した藤原仁子議員が選ばれました。
藤原議員は、八浜に住む77歳で現在5期目。
副議長就任は2回目です。
議長、副議長の任期は2027年4月30日までです。
また、柴田市長の政策リーフレットを広報誌と配布したことについて市長に公の場で説明を求める動議がありましたが、賛成少数で否決されました。




