倉敷市議会9月定例会が開会しました。9月議会は、倉敷の特産・ジーンズをPRしようと議員や職員がジーンズ姿で議会に臨みます。
ジーンズやデニム製品を身に付けた議員たちが続々と議場へ向かいました。
倉敷市議会では、国産ジーンズ発祥の地・倉敷をPRし、地域経済の活性化につなげようと2007年からジーンズ議会を開いています。
議員だけでなく伊東 香織市長や市の職員もジーンズ姿です。
9月定例会には、一般会計補正予算案などを含む33議案が提案されました。
一般会計の補正予算の総額は、47億4200万円あまりです。
主なものとして、宿泊税の導入を検討する委員会を設置する費用に80万円を計上しました宿泊税は、市内の宿泊施設を利用する時に宿泊者が負担するものです。
市は年内に宿泊事業者や有識者などで委員会をつくり、検討を進める方針です。
子育て支援事業では、市役所の子ども相談センターの児童福祉機能と保健所の母子保健機能の連携を強めようと、子ども相談センターを保健所に隣接するくらしき健康福祉プラザに移転する費用に1400万円を盛り込んでいます。
来年4月から「こども家庭センター」として開設する予定です。
また、日本遺産を活用した地域づくりを目的に市内周遊ルートなどを作成する事業に1400万円、町内会などが新たに防犯カメラを設置するための補助金として1800万円を計上しています。
補助率は9割で1台につき30万円まで、1つの団体3台までが対象です。
倉敷市議会9月定例会は、今月5日から一般質問が始まり24日に閉会する予定です。