早島町議会9月定例会が開会しました。初日は、水道の基本料金をさらに2カ月分無償化する補正予算案など16議案が提案されました。
補正予算案は、一般会計で2499万円増額するもので、補正後の総額は前の年の同じ時期に比べて9億2800万円あまり増えています。
水道の基本料金について、すでに今年4月から10月までの請求分を無償化していますが、さらに12月請求分も無料にします。そのための経費として、841万円を計上しています。
また、早島児童館に隣接するぞうさん広場を充実させるため、遊具を2基増設する費用292万円を盛り込みました。
このほか、さつき荘の前にある横断歩道に信号機を付けるため、町が整備費用として500万円を予算化しました。
予算以外では、公の施設の指定管理者を決める議案が提案されました。
今年度末早島駅に完成する予定の駅前にぎわい交流拠点施設について、岡山市の百貨店天満屋とグループ2社による共同事業体を指定します。既存の駅前駐車場と観光センターもあわせて委託するもので、来年度から5年間で4500万円の管理料を支払います。
また、町家を改修した文化施設いかしの舎の指定管理者は、来年度から新たに倉敷市に本社を置く清掃・廃棄物処理業者の立龍美掃を指定します。指定管理料は、来年度から5年間で1550万円となっています。
9月定例町議会はあすから常任委員会の審査が行われ、25日に議決・閉会する予定です。




