七宝焼作家の長谷川淑子さんと4人の作家が合同で展示会を開きました。
会場には七宝焼で作られたアクセサリーやアート作品約300点が展示されています。
七宝焼は金属とガラスを800度近くの高温で焼きつけたもので鮮やかな色彩と透明感が特徴です。作家の長谷川淑子さんは約60年前から七宝焼を始め、イヤリングやブローチなどを製作しています。
こちらの作品は「再生」というテーマで製作したもので素材に車のフロントガラスが使われています。
廃棄されてしまうフロントガラスを買い取り、美しい作品に生まれ変わらせています。
洋服には自らの作品をプリントしブローチやペンダントとの組み合わせを楽しみながら身に着けることができます。
こちらの作品は
宮﨑八代子さんの作品です。宮﨑さんは60年前に長谷川さんから七宝焼の技法を教わり、作品作りを続けてきました。
今回展示している茶道具の茶碗と合子は焼き入れと磨きを10回ほど繰り返し1年間かけて完成しました。
会場にはそのほかにも陶器に絵付けをした猫のオブジェやバナナにしか見えないチョーカーなどが展示され気に入ったものは購入することができます。
「長谷川淑子と仲間たち」はギャラリー十露で今月15日(月)まで開催されます。