日本で古くから栽培されている赤米の継承をめざす「赤米サミット」が総社市で開かれました。
赤米サミットは古代米「赤米」の伝統文化を継承している総社市、長崎県対馬市、鹿児島県南種子町が毎年持ち回りで開いていて総社市で開かれたのは3年ぶり4回目です。
サミットには2市1町の首長や総社赤米大使で歌手の相川七瀬さんなどが出席しました。
サミットでは赤米のDNAを解析した研究者による講演会が開かれたほか、「地域の文化の未来を子どもたちと創る」というテーマのパネルディスカッションで相川さんと研究者が話し合いました。相川さんは赤米の伝統を継承していくためには大人だけではなく、中高生も巻きこんで活動していくことが必要だと話しました。相川さんは6月に地元小学生と赤米の田植えをしていて11月には稲刈りに参加する予定です。