玉野市長尾在住で日本を代表するイラストレーター内尾和正さんの作品展が、玉野市宇野のたまののミュージアムで始まりました。
オープニングセレモニーでは、黒田晋市長があいさつし、内尾さんの作品展開催を希望される方が多かった中、様々な人たちの協力でオープンの日を迎えることができたと喜びました。「心描画展~綺譚しるべ~」と題したこの作品展には空想の世界を描いた風景画を中心におよそ40点が展示されました。内尾さんは1959年玉野市に生まれ、大阪でフリーのイラストレーターとして活躍。2001年に公開されたフルCG映画「ファイナルファンタジー」の制作にも携わりました。内尾さんが3年がかりで描いた「同憂の想」は愚かな人間が龍と戦った後の世界を描いています。また、東日本大震災の後に描かれた「壺智の杜」は、崩れた図書館の中に都道府県の数と同じ47匹の龍が描かれていて、どこに龍がいるか探しながら楽しむことができます。
内尾和正さんの作品展は玉野市宇野のショッピングモールメルカ2階にあるたまののミュージアムで9月16日(火)まで開かれます。




