5月の倉敷美観地区を彩るイベント「ハートランド倉敷」が2日から始まりました。ゴールデンウィークに行われたイベントを中心にご覧ください。
倉敷小町の3人がキャンドルに明かりを灯し、35回目を迎えたハートランド倉敷の開幕を告げました。オープニングイベントの目玉は、かぐや姫の川舟流し。今年かぐや姫役を務めたのは、倉敷市の大学生 垣見遥さん20歳です。今回初の試みが、今年3月にオープンした倉敷宵待ちガーデンの中庭で行われた撮影会です。ライトアップされた竹林の庭園は、まさに竹取物語の世界です。会場には100人を超えるアマチュアカメラマンがつめ掛け、かぐや姫の気品ある姿をカメラに収めていました。翌日は、ハートランド倉敷恒例の商店街パレードが行われました。地元倉敷を中心に36団体1360人が参加し、ビオス憩いの広場から美観地区までの間およそ700mをパレードしました。それでは、KCTエリアの出演団体を中心にご覧ください。ハートランド倉敷のメインイベント「瀬戸の花嫁川舟流し」は、小雨の降る中で行われました。今年の花嫁役は、公募で選ばれた岡山市の大学生 石原茉依さん19歳。番傘を差した白無垢姿の花嫁に、観光客もうっとりです。そして、35回目を記念して、倉敷市の花「藤」にちなみ、藤娘が登場しました。記念すべき1回目の 藤娘役を務めたのは、岡山市の大学生 岸彩那さん18歳です。この日はあいにくの天気で川舟流しは中止となりましたが、撮影会には100人を超えるアマチュアカメラマンが殺到し、人気を集めていました。なお、ハートランド倉敷は引き続き、17日までの週末に開催されます。16日・17日は「備中デー」として、倉敷アイビースクエアでさまざまなイベントが展開されます。