働く障がい者の自立を支援するためのグループホームが、総社市内に相次いで開設されています。きょうは、市内で初となる女性専用の障がい者向けグループホームが、総社市中央にオープンしました。
関係者およそ30人が出席して開所式が行われ、グループホームを運営するNPO法人小牧の里の景山貢明理事長があいさつし、テープカットをしてオープンを祝いました。新築したグループホーム「今日も元気2号棟」は、働きながら自立した生活を目指す軽度の障がい者を対象にしています。定員は4人で建物の2階に4部屋を設け、すべて女性専用です。いずれも4畳半の広さがあり、押入れ、エアコンが付いていて、近くにはスーパーもあります。トイレ・風呂は共同です。平日の朝と夜に食事を提供するなど、専属の職員が日常生活の支援を行います。NPO法人小牧の里では2年前に、働く障がい者向けのグループホームを総社市内で初めて開設しています。市内では他の法人が運営する施設をあわせると48人の受け入れが可能ですが、市内で障がい者雇用が進んでいることもあり、ほぼ満室ということです。




