倉敷瀬戸内ロータリークラブ主催の認知症をテーマにした「市民健康講座」が
倉敷市で開かれました。
この講座は、市民の健康増進を目的に倉敷瀬戸内ロータリークラブが毎年開催しているもので、今年で30回目を数えます。今回は、倉敷平成病院認知症疾患医療センターの湧谷 陽介センター長が「認知症~恐れず、侮らず~」と題した講演を行いました。講演では、認知症の障害罹患率が50パーセントであることや、アルツハイマー型認知症では、同じことを何度も尋ねたり同じものを買い込んだりするなどの特徴がみられるといった、症状についての具体的な説明が行われました。また、薬を使った治療以外にもバランスの取れた食生活や適度な運動、周りの人との交流の場を持つことが大切であると紹介され、参加者は、
説明内容のメモをとるなどして認知症への関心を深めていました。