11月7日・8日の2日間、倉敷美観地区一帯で「倉敷ジャズストリート」が開催されました。「町家でジャズ」をテーマに、街中がジャズの音色に染まりました。
倉敷ジャズストリートは、今年で7回目の開催。演奏は、ジャズ喫茶やカフェなど美観地区周辺の15カ所の会場で行われました。寺院や国指定の重要文化財大橋家といった普段、ジャズに馴染みの薄い場所でも演奏が行われるのが特徴です。
ミュージシャンは、78組・総勢220人と過去最多の出演数となり、県内はもとより大阪や広島など、他府県からの参加も増えました。また、世界的サックスプレイヤーで上海出身のサイモン・ウー氏も飛び入り参加。熱い演奏で、来場者を魅了しました。
イベントは、多くのボランティアによって支えられました。中でも、倉敷市内の高校から吹奏楽部の生徒の参加が目立ち、会場案内やチケット確認などの作業に当たりました。最終日の夕方からは、恒例のジャムセッションの開催です。雨天のため、予定していた中橋から新渓園に会場を移して行われました。来場者は、ライトアップされた日本庭園の紅葉と軽快なジャズの音色を心行くまで楽しみました。