今年5月に「桃太郎伝説の生まれたまちおかやま」が日本遺産に認定されました。
日本遺産としての認知度アップや観光客の誘致を目指して関係する倉敷市や総社市をはじめ4つの市の関係者などが推進協議会を設立しました。
日本遺産に認定された「桃太郎伝説の生まれたまちおかやま」は古代吉備の鬼退治の物語がもとで、総社市の鬼ノ城や倉敷市鯉喰神社など倉敷市、総社市、岡山市、赤磐市の4つの市の史跡や特産物などが構成文化財となっています。
この4つの市では日本遺産を連携してPRしようと推進協議会を設立しました。
会は4市の行政や商工関係者などで構成し岡山市の大森雅夫市長を会長に進めます。
会議では今後の事業計画などが示されました。
情報発信では観光客誘致に向けて多言語でのプロモーション映像やウェブサイトの制作を行い、国内外に魅力を発信します。
また、観光客をもてなす地元の観光ガイドの育成や日本遺産の魅力を子ども達に分かりやすく伝えるための学習漫画を制作します。
今年度は国内外の観光客のニーズを調査しターゲットを絞り込み、来年度から具体的な事業を展開していく予定です。
推進協議会では今年9月に富山県で開催される日本遺産サミットへ参加し、国内外へ情報発信を行うことにしています。