西日本豪雨で甚大な被害を受けた倉敷市真備町の小田川は、6月15日に堤防復旧工事が完了します。現場では、住民を対象とした見学会が開かれました。
去年7月の豪雨で、高馬川との合流点で決壊した小田川の堤防です。まもなく工事が完了する堤防で行われた見学会には、真備町の住民などが参加し初めて新しい堤防を目の当たりにしました。主催する国土交通省中国地方整備局は、堤防の幅が前よりも20メートル広がったことや、最先端の機械を使って通常の工事に比べ1.3倍のスピードで工事が行われていることなどを説明しました。参加者は、安全性について職員と意見交換したり住民同士で確認し合ったりしていました。
【インタビュー】・参加した住民はー(3人)
・高梁川・小田川緊急治水対策河川事務所
桝谷 有吾 所長
高梁川との合流点から行われている小田川の川底の掘削工事は、これまでに全体の32%を終えていて2年後に完了する予定です。♯