倉敷地区老人クラブ大会が開かれ、減少傾向が続く会員数の増加に向けて一丸となって取り組んでいくことを確認しあいました。
大会には、倉敷地区の老人クラブの会員およそ280人が参加しました。
倉敷市老人クラブ連合会の安田 泰治会長が、「各地域のクラブで年間最低1名の会員の純増とクラブの解散の防止と休止しているクラブの復活を目標に取り組んでいきましょう」と話しました。
現在、倉敷地区では6520人の会員がおり、16小学校区で126の老人クラブが小学生の登下校の見守りや、地域の清掃活動といった地域福祉につながる活動をしています。
しかし、近年定年後も仕事を続ける高齢者が増えていることもあり、会員数は全国的にも年々減少傾向にあります。
市全体では過去5年間で平均して毎年600人余り減少しています。
大会ではこうした会員の減少に歯止めをかけようと各自治会への加入促進運動を推進していくことなどを盛り込んだ大会宣言を採択しました。
また、大会では老人クラブの運営に功績のあった
中島永楽会西老人クラブの塙 俊治さんなど21人の表彰も行われました。受賞者を代表して、万寿新星クラブの重松 清司さんは「受賞を機に自分たちのクラブの魅力を地域にどんどん発信し、会員増加につなげたい」と話しました。