夢を持つことの大切さを教える「すこやかキッズスポーツ塾」が被災地真備町で開かれ、元オリンピック選手が子どもたちを指導しました。
児童たちを魅了したのはアトランタオリンピックに体操日本代表として出場し、世界選手権では団体で銀メダルを獲得した田中光さんです。すこやかキッズスポーツ塾は、スポーツを好きになってもらい、体を動かす習慣をつけてもらうことを目指したスポーツメーカーなどが主催する体験型のプログラムです。今年は、真備地区の3つの小学校で開かれます。岡田小の4年生54人は、スポーツ塾塾長の田中さんから身体を動かすコツを聞き、準備運動からマットを使った前回りなど、楽しい時間を過ごしました。また、音楽に合わせたリズム体操では、元気に笑顔で踊りました。田中さんは授業の中で「夢を持つこと」「あきらめない強い心持つこと」が大事と繰り返し、児童は楽しみながら2つのメッセージを胸に刻んでいました。