倉敷市中央の工房イクコでは江戸時代から戦前にわたる貴重な雛人形や雛道具を一堂に集めたお雛様展が開かれています。
会場には、江戸時代から続く京都の老舗人形店「丸平」の雛人形など優美で華やかな人形が展示されています。
これらの作品は工房イクコが30年来、コレクションしてきた雛人形や雛道具で
300点以上が並んでいます。江戸時代の享保雛をはじめ、公家の衣装や色合いを忠実に再現した有職雛など、大正、昭和初期までに作られた貴重な人形が並び、時代の移り変わりとともに変化する雛人形の表情や衣装などが楽しめます。
わずか2cmほどの大きさの豆雛や、こけしをお雛様に見立てた作品などユニークな雛飾りもあり、見る人の目を楽しませます。
また、雛道具もあわせて展示されていて、タンスや長持のほか茶道具や囲碁盤など細部まで丁寧に作られ見ごたえあるものが数多く並んでいます。
このお雛様展は3月1日まで倉敷市中央の工房イクコで開かれています。