新型コロナウイルスの感染拡大に伴い岡山県が「緊急事態宣言」の対象となって5日になります。伊原木隆太県知事は「外出自粛」を県民に再び強く求めました。
会見で知事は「現在は外出を自粛するのが一番」と強調した上で、今はその効果を見極める段階にあるとして飲食店や遊興施設などへの休業要請には踏み込まない、と話しました。GWに向けて「自分たちが出ていかない」「岡山に来ていただかない」よう強く要請しました。
また、県境をまたいで出ていかざるを得なかった場合は、「帰った時は自分自身が患者と思って行動してください」と自己隔離を求めました。
県外からの流入客については「いまは来ないでください」と繰り返したうえで、高速道路のサービスエリアなどで県外からの来訪者に検温をして注意喚起している山形県の例を挙げ「岡山県でも検討したい」と述べました。
なお、県有施設についてはきょう(20日)から休止した後楽園やコンベックス岡山、県立図書館、渋川青年の家に続いて25日から県立美術館、天神山文化プラザなど、27日から倉敷スポーツ公園の野球場やテニスコート、県ボランティア・NPO活動支援センター、県消費生活センターなどが休止に入ると発表しました。