ミステリー作家・横溝正史が生み出した名探偵・金田一耕助の誕生を祝うイベントが、倉敷市真備町で開かれました。
「金田一耕助 春の誕生会in桜」は、倉敷商業高校吹奏楽部の演奏から始まりました。
名探偵・金田一耕助は、横溝正史が真備町に疎開していた1946年に発表した「本陣殺人事件」で初登場しました。
横溝正史の日記には、その年の4月24日に「金田一耕助を登場させる」とあり、この日を誕生日として横溝正史疎開宅管理組合が2015年からイベントを開いています。
会場には、管理組合や岡田地区の住民団体による山菜おこわやうどんなどの出店が並んだほか、午後からは横溝正史の作品「神楽大夫」にちなんで倉敷備中神楽伝承道場がこども神楽を披露し、盛り上がりを見せました。
11月には、真備町を舞台に横溝正史ゆかりの地を巡る恒例イベント「1000人の金田一耕助」が開催される予定です。