新型コロナウイルスの影響で子どもたちが学校に行けない状況が続いています。
総社市ではインターネットで授業動画を配信する準備が急ピッチで進められています。
きのう(22日)、総社小学校で授業動画の撮影が行われました。動画が配信されるのは国語と算数数学、外国語、理科、社会の5科目です。
授業は、学年と科目ごとに市内の小中学校の先生で分担していきます。
制作は倉敷ケーブルテレビが行い、この日は4年生の国語や6年生の算数などが撮影されました。
先生たちは教科書の内容に沿って1本5分程度で授業内容の要点をまとめました。
短い時間でも子どもたちに少しでも興味を持ってもらおうと教材を工夫するなどして撮影に臨みました。
【インタビュー】
・新本小学校川元克彦教諭
・総社小学校江本鏡太教諭
総社市はきのう(22日)から市内19の小中学校に通うおよそ5300人に専用サイトのログインIDとパスワードを配布しています。
サイトにアクセスするとアップロードされた動画や教育に関するリンク集などを見ることができます。
【インタビュー】
・総社市教育委員会学校教育課 中原邦明 指導主幹
撮影を終えた後、総社市教育委員会は市内すべての小中学校の担当者を集めて動画の作成方法など今後の流れを説明しました。
KCTだけでなく先生たちだけでも制作できるようにしていきたいと考えています。
授業動画の更新頻度については検討中ということです。
また、パソコンやスマートフォン、タブレット端末といったインターネット環境が整っていないおよそ1割の家庭に対しては学校のコンピューター教室の開放やプリントの配布などで対応するということです。
終わり♯