岡山県高校体育連盟は冬開催を除くすべての競技で県高校総体の中止を発表しました。3年生にとって集大成となる大会だけに学校関係者も複雑な思いでいます。
岡山県高校体育連盟は今月8日に緊急の理事会を開き県高校総合体育大会で冬に行われるスキーと駅伝を除く全35競技の大会中止を決めました。
中止の主な理由は臨時休校が5月末まで延長されたことと感染拡大の収束に時間がかかることが見込まれるからです。
県高校総体で全競技が中止となるのは今回初めてです。
ただし今後学校が再開となり代替となる大会が可能な競技については改めて検討していきたい方針です。学校関係者もこの知らせに複雑な思いでいます。
毎年インターハイに出場し陸上競技のリレーで全国優勝の経験もある倉敷中央高校です。陸上部の森定 照広監督が今の思いを語ってくれました。
倉敷中央高校陸上部は休校前の4月18日から部活を休止しています。
本当なら今の時期は大会に向けて追い込みの時期で3年生にとっては最後の夏となります。
森定監督は対策を行った上で代替の大会を開くことは重要だと考えています。