総社市の2周年式典は、下原地区の被災者が生活する秦の西仮設住宅で行われました。
総社市は、大雨による浸水に加えアルミ工場の爆発の2重被害を受けました。
市内では1162棟の住宅が被害を受け災害関連死7人を含む11人が亡くなりました。
今年の式典は新型コロナの影響で規模を縮小して行い、参列した120人は、犠牲者へ追悼の意を表し黙とうを捧げました。
災害から2年を迎え、片岡聡一市長は復興への思いを新たにします。
現在も20世帯38人が仮設住宅での暮らしを強いられているなか、昭和地区では復興住宅の整備が進められ、下原地区には8割の人が戻ってきています。
式典では、復興に向けて泥かきなどのボランティア活動に尽力した3人や被災直後に集まった高校生たちを代表して総社高校と総社南高校のそれぞれ3人へ市長から感謝状が贈られました。