厳しい暑さが連日続く中、学校では様々な熱中症対策の工夫がされています。
総社市立常盤小学校の登校風景です。
常盤小学校では連日の厳しい暑さや、保護者からの要望などで、6月頃から、日差しを避けるための傘をさした登下校ができることにしました。
今年は新型コロナ感染防止の臨時休校により、2学期は8月19日に始まり、残暑が厳しい中での登校を余儀なくされています。
傘を使う生徒は徐々に増え特に暑い時間帯となる下校時は、全体のおよそ1割の児童が傘をさしているそうです。
また、傘をさすことで日差しを遮るだけでなく周りとの距離もとれ、ソーシャルディスタンスの確保にもつながります。
そのほかにも、暑さから児童を守る工夫がされています。
こちらはきのう(25日)設置されたミストシャワーです。
休憩時間などの児童が外にいるときにシャワーを出しています。
児童からは好評のようです。
また、校庭には、気温や湿度、輻射熱などから「暑さ」をはかる熱中症指数計を置いています。
暑さ指数が31以上になると、2時間目と3時間目の間の休憩時間は外に出ないよう呼び掛けるほか、指数を見ながら、体育の授業を中止や短縮したりと、熱中症予防対策を行っています。
常盤小学校では、延期になっていた運動会を、9月19日に体育参観日として開催し、学年ごとに入れ替わりで1種目ずつ行う予定です。