岡山県は新型コロナウイルスの対策本部会議を開き、9月1日から30日までの対応を決めました。
新しい県民へのメッセージでは「秋の行楽シーズンは近隣で楽しもう」と、呼びかけています。
対策本部会議では初めに岡山県の7月以降の感染状況について、依然、増加傾向にあり引き続き警戒が必要との報告がありました。
9月1日からの対応についての新しいメッセージは(1) 秋の行楽シーズンは県内や近隣県で楽しみ、旅先でも3密を避けよう(2) 高齢の人は外出の際、人混みを避けて行動しようーとの従来の方針を引き続き呼びかけたほか、今回新しく(3) あなたも感染する可能性があります。本人や家族への誹謗中傷は絶対にやめようと、人権侵害に対して初めて警告を発しています。
差別などの防止を図るため岡山県では8月28日から「ダメ!コロナ差別」の名称で啓発キャンペーンを展開します。
啓発チラシの配布や街頭啓発、市町村や民間団体、企業などと連携してのキャンペーンを繰り広げます。
このほか対策本部会議では「宴会や飲み会はなるべく少人数に」など引き続いて注意を促しました。
また、イベントなどについては国の方針に沿って、緩和することなく参加者は5000人以内とし、屋内での開催は収容定員の半分以下とすることを引き続いて求めています。