玉野市と吉本興業が協力して製作している競輪場を舞台にした映画の撮影が終了し、記者会見が開かれました。
会見に出席したのは、蔦哲一郎監督とグラビアタレントで女優の園都さん、お笑い芸人空気階段の2人です。
映画は、全3話からなる短編をまとめたオムニバスで構成されています。
第1話は「美しき競輪」と題して中年競輪選手と仲間たちの物語を江西あきよしさんなどが出演して展開します。
尼神インターの渚さんが主演の第2話「渚のバイセコー」は女性漁師と自転車の出会いを綴ります。
第3話「氷と油」は、ゆりあんレトリィバァさんや空気階段などが町のシンボル競輪をめぐって物語が展開します。
それぞれ変わり行く玉野市の中で生きる人々の群像劇となっています。
撮影は今月16日から行われ玉野市民を中心に総勢100人以上が参加しました。
空気階段の水川かたまりさんは岡山市出身で、玉野市も訪れたことがあるそうです。
完成した映画は、来年4月の沖縄国際映画祭に出品される予定です。
5月以降には、市内の高校や市民センターでも上映されることになっています。