任期満了に伴う倉敷市長選挙がきょう(14日)告示されました。
立候補の受付が午後5時で締め切られ、市長選挙は唯一立候補を届け出た無所属で現職の伊東香織さんが、無投票で5回目の当選を決めました。
伊東候補の陣営は午前9時すぎ、真備町で出陣式を行いました。
伊東さんは「みらいに向かう持続可能なまちづくり」をテーマに5つの政策を公約に掲げ、特に、西日本豪雨災害で得た教訓を、真備町から市内全域に発信し、災害への備えを強く推し進める考えを示しました。
伊東さんは、福岡県出身の57歳。
郵政省、総務省、倉敷市収入役などを経て、2008年の市長選で初当選し、現在は4期目です。
今回の選挙では、自民、公明、立憲民主など5つの政党から推薦を受けました。
午後5時に立候補の受け付けが締め切られましたが、届け出たのは伊東さん一人だけだったため、公職選挙法に基づき無投票で5回目の当選が決まりました。
倉敷市長選挙で無投票となったのは、旧3市が合併した1967年以降、初めてのことです。
当選の知らせを受けた伊東さんは、支援者と喜びをともにしました。