続いては地域の皆さんが今ハマっている趣味を紹介する「#KCTマイホビー」のコーナーです。
今回は「家庭菜園」で被災した心を癒やす倉敷市真備町の女性をご紹介します。
西日本豪雨から2年目の夏。
倉敷市真備町で被災した松村泉さんのお庭では1本のトマトの木にこれまでにないぐらいの実が付きました。
松村さんは家庭菜園を始めて40年ほどの大ベテラン。
しかし、おととしの西日本豪雨で松村さんの自宅は1階が水に浸かり、そのとき育てていた野菜や果物はすべて廃棄しました。
岡山市で1年間の仮設暮らしを強いられましたが、その間もアパートのベランダの外でナスやトマトを育てていました。
去年の夏に改修工事を終えた自宅に戻ってくると、今ではビワや柿、イチジクなどで庭がにぎやかになっています。
そして、今期待を寄せているのが「ミカン」です。
植えてから5年ほどが経った今年、ようやく2つ、大きい実が生りました。
泉さんがわからないときはご主人がアドバイスします。
泉さんはなにごとも1度やると決めたらとことん熱中するそうです。
その時間が被災の傷を少しずつ癒やしていきました。
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