メルヘンチックな世界観で北海道の自然や動物を描いた絵画展が、天満屋倉敷店で開かれています。
風に漂う風船を追いかけるキタキツネやエゾシカが、幻想的な色づかいで描かれています。
会場には北海道在住の画家近藤直樹さんの作品およそ30点が展示されています。
近藤さんは森林に囲まれた北海道・置戸町を舞台に四季折々の自然や野生動物を水彩画で描いています。
こちらは「森の夢」という作品です。
背景には、10回ほど色を重ねていて、透明感と深みを感じられるグラデーションが特徴です。
こちらの「春風と」という作品は、赤い屋根の小屋と風船がみずみずしく萌える若葉のアクセントになっています。
絵本のような優しいタッチで、静かに時間が流れる自然を楽しむことが出来ます。
「近藤直樹メルヘンの世界展」は、今月31日まで天満屋倉敷店の美術画廊で開かれています。