9月1日は関東大震災を記憶する「防災の日」です。
エリア内のスーパーや商業施設では、防災グッズを販売する特設売り場が設けられています。
今年は新型コロナの影響で感染症対策の商品が充実しています。
この内、イオン倉敷店では1階の売り場に保存食や避難グッズなど200以上の商品が並んでいます。
今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で避難時の「密」を避けるための商品が目立ちます。
コンパクトに収納できる寝袋をはじめ緊急時の気温の変化などから身を守ることができるシート、エコノミークラス症候群対策の靴下など、車の中への避難を想定した商品が多く取り揃えられています。
また、折り畳み式の小型テントは着替えの際のプライバシー確保や、中にバケツなどを置くことで簡易トイレとしても使えることから売れ行きが好調だということです。
このほか、日常生活の中に食料備蓄を取り入れる考え方「ローリングストック」に対応したレトルト食品も充実しています。
日頃から水や食品を多めに買い、定期的に消費と買い足しを繰り返すことでいざという時の賞味期限切れや備蓄不足を防ぐことができます。
近年度重なる災害やコロナ禍での外出自粛により日常に取り入れられる防災対策の一つとして注目が集まっています。
コロナ禍に対応した防災が求められる中、イオン倉敷店では今年例年の2倍以上の売り場を設けて防災グッズ販売を行っていて、7月からの売上げは前の年に比べおよそ10倍だということです。
防災グッズの特設売り場は今月末まで設けられています。