倉敷・総社・玉野・早島・岡山その他の地域情報をお届け

KCTニュース

月~木/17:00~17:30 他

月~木/17:00~17:30 他

素隠居が衣装を新調し美観地区に出現

倉敷の総鎮守・阿智神社の祭りに欠かせない素隠居の衣装が新調され、「じじ」と「ばば」の面をかぶった素隠居が美観地区一帯に繰り出しました。

来年、保存会の活動再開30周年を迎える倉敷素隠居保存会では、今回25年ぶりに衣装を新調しました。
お披露目となったこの日は、倉敷東小学校の子どもたち21人が素隠居体験に参加し、真新しい衣装に身を包みました。
素隠居は江戸時代に若者が「じじ」と「ばば」の面をかぶり、年老いた有力者に代わって、阿智神社の御神幸行列に参加したのがはじまりとされていて、300年以上も続く伝統行事です。
素隠居の渋団扇で頭を叩かれると健康になったり賢くなるといったご利益があるといわれています。
今年は新型コロナウイルス感染防止の観点から、接触を避けるために実際に叩かずに扇ぐだけの『エア叩き』となりました。
素隠居姿の子どもたちは、訪れた観光客らに「コロナになりませんように」や「幸せになりますように」などと声をかけ、渋団扇で扇いでいました。
倉敷素隠居保存会では今回の衣装の新調で大人用を20着子ども用を60着と子ども用の衣装を多く制作していて、よりたくさんの子どもたちに素隠居体験をしてもらいたい考えです。
会では今後「じじ」と「ばば」の面作り体験会などを企画し、素隠居の伝統を守り続けたいとしています。

KCTニュース動画

ご迷惑をおかけいたします。現在、混み合っています。(KCT-Net非会員様:こちらの動画は会員専用のサービスです)
  • 放送日:2020/10/17(土)
  • 担当者:水川秀樹
おすすめ記事
倉敷周辺のゴールデンウィーク イベント情報2024
ライフパーク倉敷科学センター 「宇宙桜」が枯死 猛暑と暖冬原因か
親子と楽しい時間を ママ友パネルシアター奮闘中
倉敷市議会議員補欠選挙 あす投開票
みんなの思いを乗せて甦れ!貴重な国鉄車両
新警察署長に聞く 玉島警察署・馬場一晃署長
倉敷周辺でイチゴ狩りが体験できるスポット6選
地域の防災リーダーに 玉野防災士の会始動

Copyright (C) KCT Co.,Ltd. All Rights Reserved.

JASRAC許諾番号:5770546002C21040