総社市消防本部は神在幼稚園の園児や保護者で構成される幼年消防クラブへミニ消防車を贈りました。
贈られたミニ消防車は長さ2・5メートル幅1・2メートルでその名も「しょうたくん」。
ゴルフ場で使われるカートを改良したもので子どもであれば3人ほどが乗ることができ、車体の横に取りつけられたホースからは放水することもできます。
総社市消防本部ではこれまでイベントなどでこのミニ消防車を使っていましたが、子どもたちの火災予防啓発に役立ててもらおうと総社市の幼年消防クラブの中で最も歴史のある神在幼年消防クラブへ贈りました。
きのう(14日)行われた贈呈式には片岡聡一市長などが出席し、幼年消防クラブの平松秀昭会長へ目録とミニ消防車の鍵が手渡されました。
園児たちはお礼として火の用心を呼びかける演奏を披露した後、全員で「火遊びは絶対にしません」と火の取り扱いに気を付けることを約束しました。
式の最後にはミニ消防車と一緒にパレードを行い、楽しそうな笑顔を浮かべていました。
ミニ消防車は今後神在幼稚園で保管され防災教育に活用していくということです。