倉敷商業高校の生徒が倉敷美観地区を訪れた観光客に地元繊維製品の魅力を発信するワークショップが開かれています。
ワークショップは倉敷公民館と倉敷アイビースクエアで行われ、倉敷商業高校の2年生と3年生25人が倉敷の繊維製品を紹介しました。
生徒たちは、インターネットや書籍などで調べ、準備した「国産ジーンズ発祥の地は?」、「化学繊維メーカー・クラレを設立したのは誰でしょう?」などといった倉敷の繊維に関するクイズを出題し正解とともに、観光客へ「繊維のまち・倉敷」をアピールしました。
クイズの後、参加者には見るたびに倉敷を思い出してもらおうとデニムや帆布など倉敷産の繊維を使った4種類のコースターがプレゼントされました。
このイベントは倉敷商業高校が今年度から始めた「ツムグプロジェクト」の一環として行われました。
プロジェクトは地元産業に愛着を持ってもらい社会に出て地元をアピールできるようになってもらうことを目的としています。
生徒たちはこれまでい草の栽培・加工を行っている地元メーカーの工場見学を行ったり児島の制服産業の歴史を学んだりしています。
このワークショップはあす(23日)も倉敷公民館と倉敷アイビースクエアで開催されます。