西日本豪雨の被災者が暮らす総社市美袋の昭和地区仮設団地で復興住宅への改修工事が進められています。
工事は第1期が終了しきょう(12日)、入居者へ鍵が手渡されました。
第1期の工事では仮設住宅13棟のうち、3棟・6戸が復興住宅として整備されました。
仮設住宅では建物の基礎をコンクリートに変え、これまで、はしごで行き来していたロフトへは階段が取り付けられるなど建物の耐久性、利便性が向上しました。
きょう(12日)は、新しくなった復興住宅へ入居する藤村佳代子さんへ片岡聡一市長から家の鍵が手渡されました。
ピーク時には23世帯、47人が生活していた昭和地区の仮設住宅には、今月中に復興住宅に入居する5世帯を含め現在12世帯、17人が生活しています。
総社市では被災者に安心して暮らしてもらおうと去年10月からおよそ2億5000万円かけて復興住宅を整備しています。
昭和地区の復興住宅は今年7月には13棟すべての改築工事が終了し残る7世帯も入居する予定です。