玉野市議会3月定例会が開会し、令和3年度一般会計予算案など、34議案を提案しました。
また、黒田 晋 市長は新型コロナウイルスの一般市民向けワクチン接種を個別接種方式で行うことを明らかにしました。
議案の提案理由説明を前に黒田 晋市長は、新型コロナウイルスのワクチン接種体制について市の方針を明らかにしました。
集団接種は行わず個別接種で医療関係者や重症化リスクの高い人から優先的に接種を開始する見込みで、市から「接種券」が対象者宛てに郵送されます。
高齢者向けの「接種券」については、3月下旬を目途に発送の準備を進めています。接種手続きについては接種券を受け取った後、各医療機関に直接予約を行うこととしています。
玉野市の令和3年度一般会計は前の年と比べ5億3000万円減り232億2000万円です。主なものとして、玉野市民病院と玉野三井病院の 経営統合に伴い地方独立行政法人を設立する費用として9億3500万円が計上されています。新病院は令和6年度に開院する予定です。
また、令和2年度の一般会計補正予算案も上程されました。
新型コロナウイルスワクチンの接種事業費3億8600万円をはじめ、消防庁舎の移転工事費1億700万円など、合わせて10億8770万円が追加され、当初予算額のおよそ1.43倍となる339億3300万円となっています。
玉野市議会3月定例会は来月22日まで26日間の日程で行われ、一般質問は来月2日から10日まで行われる予定です。