総社市は、新型コロナウイルスワクチンについて有効性や安全性を市独自に取りまとめ、各地区の代表に向け説明会を開きました。
説明会には、総社市内各地区の地域づくり協議会の代表や民生委員など住民の代表が出席し、先月行われた専門家会議で作成したワクチンに関する情報や接種の流れをまとめたリーフレットを使いながら説明が行われました。
説明会ではまず、ワクチンの安全性について急性のアレルギー反応「アナフィラキシー」が20万人に1人の割合で起こること、総社市では万が一に備え集団接種の会場に救急体制を整えることが話されました。
また、有効性について、ファイザー製のワクチンは発症予防の有効率が95%であると説明されました。
この他、ワクチンの接種体制については高齢者の接種を優先し、その中でも施設の利用者を最優先で行っていくこと、希望者が全員接種できるよう集団接種会場への送迎バスを準備する方針であることなどが話されました。
片岡聡一市長は、ワクチン接種を前に住民の疑問が無くなるよう各地区の代表者へリーフレットの配布と正しい情報伝達への協力をお願いしました。
総社市では、今月14日に市内在住の外国人に向け同様の説明会を開催します。