倉敷市在住の画家による抽象画の作品展が、市内のカフェギャラリーで開かれています。
会場には、倉敷市茶屋町の画家藤原正志さんが描いたアクリル画16点が並びます。
50年ほど前から創作活動を始め、およそ20年前から抽象画を中心に描いています。
自由な発想をそのまま絵の具に乗せていく藤原さんの作品は、思わず触ってみたくなるような質感が特徴的です。
こちらは、『風化』を表した作品です。
木の板に障子の紙を重ねて色付け、紙を破って偶然できた形を大切にしています。
こちらは、今回の絵画展のテーマにもなっている「こもれび」という作品です。
太陽の光がレースカーテン越しに部屋の畳を照らしている様子を描きました。
展示されている多くの作品にタイトルがありますが、藤原さんはキャプションを付けないことにもこだわっています。
藤原さんの作品展「こもれび」は、今月18日(日)まで、倉敷市中央のカフェギャラリー「ビョルン」で開かれています。