倉敷市天城地区で高齢者の外出を支える新たな移動支援サービスが6月から本格的にスタートしました。
天城地区コミュニティ協議会と地区社会福祉協議会が運営する「藤戸の渡し」は高齢者の買い物や通院を支援するボランティアによる送迎サービスです。
10日に開かれた記念式典ではこれまでの取り組みや4月、5月の試験運行の実績が報告され地域住民がサービスの本格スタートを祝いました。
藤戸地区の高齢化率は31.6%で、倉敷市の平均より高くなっています。
車を運転しない高齢者の移動手段の確保が課題となる中地域住民でつくる「すみよい天城学区を考える会」が中心となり去年から検討を重ねてきました。
天城地区は高台に住宅がひろがり買い物や病院への移動に不便を感じる人も多いことから今年4月に試験運行を開始し6月から本格運行に移行しました。
利用できるのは天城小学校区に住む65歳以上で自力で車の乗り降りができる人です。
運行は毎週火曜日と金曜日の週2回でボランティアドライバーが買い物や通院などの移動を支援します。
運行範囲は天城学区を中心におよそ7キロ圏内の病院や公共施設などです。
利用者は距離に応じて片道50円から100円の燃料代を負担するほか、運営団体への寄付金として年間2400円を支払います。
現在、登録者数は38人で運営する天城地区コミュニティ協議会と地区社会福祉協議会では運転者の確保や資金繰りなど安定した運営ができるよう改善しながら進めていきたいとしています。




