古代米の赤米を伝承している総社市をはじめとした3つの地域と赤米大使の相川七瀬さんはリモートで会議を開き活動を報告しました。
稲作のルーツであるといわれている赤米は現在、総社市と長崎県対馬市、鹿児島県南種子町のみで継承されています。
平成28年からこの3市町と赤米大使の相川七瀬さんなどによって協議会が立ち上げられ赤米の伝統文化継承に向けた連携が行われています。
きょう(27日)協議会の総会がリモートで開催され、前年度の活動報告や今年度の取り組みなどが話し合われました。
総社市は前年度、新型コロナウイルスの影響でWEBでの映像配信での開催となった、赤米大使である歌手の相川さんなどが出演するコンサート、「赤米フェスタ」の様子について紹介しました。
またコロナ禍で交流が困難な中、総社市新本小学校の児童たちが相川さんに向けて贈ったビデオメッセージも放映されました。
協議会では、新型コロナの感染状況を見ながら3市町の子どもたちが赤米について理解を深める交流会を行う予定です。