犯罪のない安全、安心なまちづくりを目指す全国地域安全運動が、あす(11日)から始まるのを前に、倉敷市児島地区で出発式が行われました。
児島警察署で行われた出発式には、防犯ボランティア団体のメンバーなど関係者およそ60人が参加しました。
式では、はじめに児島警察署管内で地域の見守り活動などに長年貢献した人へ表彰状が贈られました。
そして、竜王保育園の5歳児37人が地域安全運動の応援団として登場し、マーチングバンドを披露して活動を後押ししました。
児島警察署管内の刑法犯の認知件数は、9月末までに272件で、去年の同じ時期と比べて91件増えています。
このうち、駅や集合住宅などでの自転車の盗難や万引きが特に多くなっています。
※自転車の盗難62件(前年同期比+25件)
万引き45件(+17件)
また、警察官を騙るオレオレ詐欺など特殊詐欺も増加傾向です。
※特殊詐欺17件(+13件)被害額6780万円
全国地域安全運動は、あす11日から20日までの10日間行われます。