「岡山万博」と題して、県内各地域の魅力を集めたイベントが、児島駅前で開かれました。
1日限りの万博です。
会場には岡山県内20市町村の魅力を発信するパビリオンが並びました。
倉敷市は、児島の塩製品を。
玉野市は、胸上の沿岸で獲れたのりを。
鏡野町は、奥津地域で栽培されている日本古来の唐辛子を展示販売するなどして、地元の観光資源や特産品をPRします。
このイベントは、日本青年会議所中国地区岡山ブロック協議会が初めて企画しました。
注目は、市町村自慢のご当地グルメです。
倉敷市は児島のタコを使ったコロッケや瀬戸内海で獲れたサザエのつぼ焼きを提供。
津山のホルモンうどんや新見の千屋牛、新庄村のひめのもちを使ったクレープなど、地元の特産が一堂に会しました。
真庭市落合町で製造した辛口の味噌だれを使った旭川焼きそばといったあまり知られていないローカルフードもあり、訪れた人は味わいながら地域の魅力を感じていました。
このほか、津山市で製造されている手作りの高級ネクタイや、岡山で生産が盛んな学生服など、岡山ならではの企業の魅力を発信するブースも人気を集めました。
また、県内の伝統芸能を紹介するステージもにぎわいました。
地元倉敷からは児島の和太鼓チームドラムパフォーマンス己、倉敷市真備町で活動する竹風会(ちくふうかい)の玉すだれなどが登場しました。
このほか、高梁市成羽町で150年の歴史がある備中神楽、美作市のうらじゃ踊りなど、多彩なラインナップで会場を盛り上げました。