倉敷市真備町の文化発信の要となるマービーふれあいセンターが復旧し、来月(8月)倉敷市出身の太鼓奏者山部泰嗣さんプロデュースによる和楽器と歌舞伎の音楽イベント開催が決まりました。
8月22日に開催が決まったのは「ART歌舞伎MUSICLIVEinKurashiki」です。
竹林音楽祭実行委員長を務める堀口真伍さんが西日本豪雨で被災したマービーふれあいセンターの復旧を記念したイベントを開催しようと、倉敷市出身の太鼓奏者兼演出家の山部泰嗣さんに出演を呼びかけ 開催が決まりました。
イベントでは、山部さんの太鼓や津軽三味線、笛といった和楽器が織りなす演奏を楽しめるほか、歌舞伎の演目で五穀豊穣を願う「三番叟」を歌舞伎役者中村壱太郎さんなどが演じます。
三番叟の振り付けである種まきや地ならしの仕草に真備町を「新たに作っていく」との復興の想いを込めて披露されます。
山部さんは記者会見で「復旧したこの舞台に立てることをうれしく思います」と話しました。
イベントはコロナ禍のため会場の人数を制限していますが自宅でも楽しんでもらおうとオンラインチケット販売も行われます。