岡山市の興陽高校の生徒がプロの剪定師に学びながら大原美術館の中庭の植木を剪定する、職業体験をしました。
今回初めて行われた大原美術館での植木の剪定体験に参加したのは興陽高校造園デザイン科の1年生8人です。
この体験は、大原美術館の新しいスローガンである「みんなのマイミュージアム」に沿った、子どもや学校との連携事業の一環として行われました。
大原美術館や有隣荘・大原本邸などの剪定・造園を長年担当している、佐藤渓松園の剪定師の指導の下、生徒たちは中庭のヒイラギモクセイの剪定を行いました。
広い範囲をザクザクと切る大きいハサミや細かい枝の剪定をするための手バサミを使い分けて、角度などに気を付けながら作業していきます。
生徒たちはプロの剪定師に、自分の目線だけでなく客観的な目線を意識しながら切っていくといった剪定のポイントをアドバイスしてもらいます。
およそ3時間かけてヒイラギモクセイがきれいな丸い形になるように仕上げていました。
興陽高校の生徒は植木を選定したあと、午後からは、大原美術館の歴史を学んだり作品を鑑賞したりしました。