KCTコミちゃん（倉敷ケーブルテレビ）

歌舞伎と和楽器演奏を融合させた音楽ライブ「ＡＲＴ歌舞伎ＭＵＳＩＣＬＩＶＥｉｎＫｕｒａｓｈｉｋｉ」が開かれました。


倉敷市真備町箭田のマービーふれあいセンターで開かれたイベントは、当初、観客を入れての公演を予定していましたが、新型コロナの感染拡大を考慮し急遽無観客で行い、コンサートの様子はオンラインで生配信されました。
「ＡＲＴ歌舞伎」は、新型コロナウイルスの影響で劇場公演が中止されるなか、歌舞伎俳優の中村壱太郎さんなどが手掛けて去年映像化したものです。
ステージでは、ＡＲＴ歌舞伎の劇中で使用された楽曲を倉敷市出身の和太鼓奏者 山部泰嗣さんをはじめ、箏や津軽三味線の若手演奏家が再現し、迫力あふれる演奏が繰り広げられました。
また、クライマックスでは中村さんによる歌舞伎の演目「三番叟」が実演され、五穀豊穣を願う舞が披露されました。
このイベントは真備町でまちおこしイベント「まび竹林音楽祭」を開く地元有志などで作る実行委員会が、３年前の西日本豪雨で被災した真備町の復興を願い企画しました。
コンサートの模様は９月２１日までアーカイブ配信されます。
詳しくは、ＡＲＴＣＡＲＡＶＡＮＯＫＡＹＡＭＡＰＲＯＪＥＣＴのホームページをご確認ください。